司会者タイムテーブル

司会者ってしゃべるだけで結構暇そうに思われるかも知れないけど
結構忙しくしているんですよ(涙)
プロ司会者の一日をご紹介します











開宴前
 会場入り               −1:10
通常会場へは披露宴開始1時間ちょっと前に入ります。先ずはブライダルの事務所に行き、皆さんにご挨拶。祝電を受け取り枚数を数えます。丁度新郎新婦は挙式直前の緊張している時。お会いできる時間があれば「気楽にね」って声をかけて上げる事にしています。新郎の方が緊張してるケースが多い。新婦はドレスを着てウキウキなのかもね。

 
 
打ち合わせ              −1:00
披露宴の会場の責任者であるキャプテンと、音響さん・ビデオさん・カメラマン・奏者などを交えて、披露宴前の最終打ち合わせ。ここでは司会者が主導権を取り、進行表に合わせて動きや音響のタイミングなどの詳しい打ち合わせをします。変更があったりすると会場の進行表と司会者が持っているものとまるで違う事があるので、おろそかにすると大変な事に…キャプテンではなくサブキャプテンと打ち合わせになった時は、後ほどキャプテンとも軽く打ち合わせをします


 
発声練習その他           −0:50
打ち合わせが終わったらしばらくフリータイム。その間に進行表を見直し、お2人のプロフィールの下読み。大きな声を出して発声練習も兼ねます。お客様も実際にご紹介して見て、今日もやれるぞと手ごたえをつかむ時です。この間に祝電にも一通り目を通しておきます。そして司会者の唯一の味方、マイクと音響の調子もテストします。

 
フラワーシャワー・ブーケトス      −0:30
式が終わり、新郎新婦が皆様に祝福される時。時間がある限り祝福に駆けつける事にしています。ハプニングなどあれば、披露宴でちょこっと口走ったりして。ブーケトスを受け取った方は、後ほどインタビューのターゲットとなるので、服装などをチェックして覚えます。要するに披露宴でのネタ探し。

 
祝電チェック            −0:15
控え室に戻った新郎新婦に、あらかじめ分野別に分けておいた祝電をチェックしてもらいます。お名前の読み方や読む順番など。たくさんある場合は優先順位を決めてもらいます。あまり多すぎると途中からお名前のみのご紹介となる事も。




















披露宴中
 迎賓時               −0:05
いよいよお客様をお迎えします。主賓の方がお席に着いたらさりげなく、お名前・肩書きの確認と、ご挨拶のお願いに。乾杯の方は挨拶が長い方がいらっしゃるので「ご挨拶はございますか?」と質問し、ある方は先ずご挨拶されてからお客様にご起立してもらう事にしてます。立って聞くのって辛いですよね。会場によってはお客様が全員着席するまで「いらっしゃいませ」などとアナウンスしろって言われるけど、そんな事してる暇なんてありません。


 
新郎新婦入場             0:00
新郎新婦が入場…司会者が一番緊張する時。何度やっても緊張します。「声が出るかな」 「名前言い間違えないかな」そんな事ばかり考えてます。これから開宴の挨拶・新郎新婦紹介・主賓のご紹介までしゃべりっぱなしの時を迎えるのですから。


 
挨拶の間               0:10
スピーチが終了した後の気のきいたコメントを話を聞きながら考えます。あまりスピーチが長いと、会場の皆さんもお客様も司会者に視線を集めるけど、こればっかりはどうしようもありません。

 
会食中や中座中            0:30〜1:00
スピーチや余興などを頂く方と打ち合わせ。ご紹介の仕方や順番を説明します。そうしないと肝心な時にトイレに行かれちゃうから。中には扉から派手に登場したい方やお着替えなどの準備が必要な方もいらっしゃるので、しっかりと打ち合わせしておきます。そして頃合を見て何度かに分けて祝電を披露。


 
スピーチや余興中           1:30
やはり気のきいたコメントをずっと考えてます。はじめに受けちゃうと、次は何を言うのかと期待の目で見られるから結構辛い。


 
お食事のメニューご紹介         anytime
司会者が『ただいまサービスされておりますお料理は…でございます。どうぞ温かいうちにお召し上がり下さいませ』などとコメントしている時は、必ずお食事が遅れている時です。特に洋食の場合は、食べ終わらないと次のメニューが運ばれて来ないことが殆ど。こんなコメントがあったら話はさておき、お食事を進めて頂くと助かります。私の場合はあまりメニューはご紹介しないで『当ホテル(会場)では、出来立てのお料理をお客様のお食事のスピードに合わせてサービスさせて頂いております。皆様のお手元に届いた時が食べごろです。どうぞお食事をお進め下さい』なんてコメントします。


 
テーブルインタビュー         1:50
スピーチも余興も全部頂いた後にお時間が残っていたら、あらかじめ選んでいただいておいたお客様にインタビューにうかがいます。これは筋書きのないドラマ。お客様のコメントに合わせて質問を変えていき、面白いコメントを導きます。何度やっても手に汗をかくので、マイクをハンカチで持ったりしています。


 
お開きのコメント           2:15
最後に司会者からお二人に祝福のコメントを贈ってお開き。やはりきらりと光る言葉で短めにまとめます。これを言うときが一番気持ちがいい。何度やっても気持ちがいい!








お開き後
 お見送り               2:30
皆さんが会場から出終わるまで、司会者は仕事中。全員が出終わって扉が閉まった瞬間に、スタッフ全員で「お疲れ様でした」と労をねぎらいます。今日の出来事が走馬灯のように頭をグルグル駆け巡り、充実感と疲労感が体全体を襲います。


 
最後のご挨拶            2:50
ゲストを全員見送り終えた新郎新婦ならびにご両親にご挨拶。「ありがとうございました」と言われれば、やはり疲れも吹き飛びます。この瞬間の為に打ち合わせから原稿作り、そして本番を頑張って来た様なものです。そして今日の反省点を考えながら、世間一般はお休みの週末に仕事でほったらかしにしてきた家族へのお詫びの気持ちと、いつも快く送り出してくれる事への感謝の気持ちを抱きながら家へと帰ります


以上会場入りから約4時間〜4時間半。これが司会者のタイムテーブル。
ダブルヘッダーの場合これが一日に2回繰り返されます。
結構体力勝負のお仕事なんです。

MC's Soliloquy

MC's Soliloquy















相互リンク集 相互リンク集 相互リンク集 相互リンク集 相互リンク集 相互リンク集 ブライダルリング参加サイト