司会者

司会者になるきっかけ、プロダクションでの研修、そしてデビューまでの辛い物語です


 
司会者になるきっかけ

 
それは今から6年前の出来事だった。
友人の結婚披露宴で友人代表のスピーチを頼まれた私たっち。
それまで何度か友人のスピーチをまかされていたので念入りな準備でこの日も臨んだ。狙い通りにスピーチは大うけで大成功。

 その披露宴の女性司会者が【いい声してますね。あなたなら絶対プロの司会者になれますよ。是非うちのプロダクションに…】と社交辞令。それを真に受けた私はその司会者から名刺をもらい、後日プロダクションに電話した。そこは都内で一番大きく、司会者を300名抱える有名プロダクション。今から考えるととんでもない事をしでかしたと思う。

 しかし門前払いを食らう事無く、【司会者養成の講座がありますから、そちらに参加してみては?】と勧められ、用心深く説明を受ける。
1、料金は10万円で10回講義
2、講義終了後オーディションを受け、合格した人だけ次のステップへ行ける
3、不合格の人はそこで終わり 何もフォローなしでサヨナラ
以上3点を確認し、非常に狭き門である事も説明された。

 厳しい現実に一度は尻込みしたが、司会者になる道は他には知らない。
思い切って未知の世界へと飛び込んで見ることにした。
 
                                                     



 
司会者講座そしてオーディションへ

 こうして講座を受ける事になった私は、神谷町のプロダクションへと通学。
女性10名、男性5名程の受講生と一緒に司会者の特訓を受ける事となった。
主婦あり、役者あり、レポーターあり、サラリーマンあり、他のプロダクションで既にプロとして活躍していながらこちらに移籍希望の人もいた。。

 司会のテクニックやコツみたいな物を教えてくれるのかと思っていたが、現実は声の出し方・イントネーションが殆ど。【皆様、大変長らくお待たせいたしました】の短いフレーズに何度もダメを出されて、唖然とする。うまくやろうと思うほど変な抑揚が生まれて、【節がついてる】と怒られる。約3ヶ月に渡る講義を乗り越え、いよいよオーディションの日を迎える。
           
                                           



 
オーディション合格!そしてデビューへ…

 
オーディションは実際の披露宴と同じ形式で、新郎新婦入場・媒酌人挨拶・主賓・ケーキ入刀・乾杯まで、実際を想定して一人ぼっちでやらなければならない。前には長いテーブルがあり、人気司会者達が3名で審査役。かなり緊張はしたものの、自分の特徴は出せた気がして手ごたえがあった。結果は後日郵送で。

 結果はめでたく合格。後で知った事だが合格したのは私1人だけ。爽やかさ?と明瞭な話し方そして声の質を社長が高く評価してくれたお陰だった。

 ここで次のステップへ進む事と成るのだが、実際は合格してもなかなかデビューにこぎつけない司会者も多い。新人とは言えプロなのだからプロダクションが自信を持てないとここで干されてしまう人もいるらしい。

 しかしここでも社長に気に入られて、【お前は見込みある】と太鼓判を押してもらえた、オーディション合格から1ヶ月程で、正式なプロデビューの日が決定。池袋ホテルメトロポリタンでのレストランウェディングだ。緊張してはじめは体中が震える程であったが、何とか無事乗り切る事ができた。しかもデビューにもかかわらずプロダクション宛てにお礼状まで頂いてしまった。

 この日から私たっちの司会者生活が始まった…
                                                
 

MC's Soliloquy

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